
毎回、覚えておくとちょっと良い情報を伝えてくれる「教えてもらう前と後」です。メインMC 滝川クリステルさん・レギュラー 博多華丸・大吉さんとなっていますが、9月10日はゲスト 木佐彩子さん、陣内智則さん、中山秀征さん、ベックさんが出演しました。
9月10日の放送は、これから旬を迎える秋の味覚「梨」「秋刀魚(サンマ)」の美味しい見分け方です。
美味しい梨の見分け方

梨のイメージはどうでしょうか?思い出すのは、水分たっぷりの甘い梨ですよね。
梨は、当たりはずれが大きい果物です。
梨は品種も豊富にあり、和梨は、大きく分けると2つに大別されます。「青梨」「赤梨」です。
青梨の代表格は、「二十世紀」
赤梨の代表格は、「豊水」「幸水」です。
私は、幸水が一番好きで、水分が多く特に甘味が強い品種です。日本の西に人気がある二十世紀は、酸味もあり上品な甘味があるのが特徴です。
赤梨の名前にも「水」がつきます。いかに梨にとって水分が重要なのかが分かりますね。ちなみに二十世紀の名前の由来は、明治31年(1898年)に完成された品種で、来世紀の梨の代表格であるようにとの願いを込めて二十世紀と名付けられた品種です。
では、美味しい梨の見分けるポイントは3つありますので、ご紹介いたします。
☑梨の濃淡の色をチェック
青梨は、より明るい黄色みがかかった緑が甘味と酸味のバランスが良い梨となっております。赤梨はより黄色く赤褐色(赤っぽく鮮やかな色)である梨が良いです。
この色の濃淡は、太陽の光をたくさん浴びている証です。
また、梨を手に取って梨のお尻の部分を見てみましょう。梨の中で一番美味しいのは、お尻の部分ですが、お尻に輪が見える梨が美味しい梨です。
☑梨の形・重さをチェック
梨はお尻の方が美味しいのですが、梨で美味しいのは、高さでは無く太さです。
太いという事は、梨の中でも特に美味しい部分が多いと思って下さい。形がきれいで、横に張りのある梨を選ぶようにしましょう。
梨は重さが重要です。これは、果物全般に言える事かも知れませんが、軽いと水分が抜けているスカスカな梨かも知れません。
水分の無い梨は、避けたいので、重い梨を選ぶべきでしょう。
☑梨の表面と点をチェック
和梨は追熟しません。買ってから時間をおいて食べる事より、買ったら早めに食べる事がベストです。
つまり、買うときに熟れている梨を選ぶべきです。梨の表面はツルツルしている方が熟しています。ただし、柔らかいものより、硬さがしっかり残っている物を選びましょう。
梨の表面の点は水分を抜く働きをします。なら、水分が抜けにくい点の間隔が広い方を選ぶべきです。
青梨は、より明るい黄色みがかかった緑色の梨
赤梨はより黄色く赤褐色の梨
お尻部にリングの色の濃淡の梨
高さより幅のある梨
重い梨
表面の点の間隔が広い梨
ツルツルした梨
美味しいサンマの見分け方

秋の魚と言えば、代表格が秋刀魚。旬の秋刀魚は、脂のノリが良く、内臓にもえぐみが少ないために、ハラワタも戴く事が出来る魚である。
おいしいだけではなく、たくさんの栄養も含まれる魚で、血液をサラサラにし、脳梗塞や心筋梗塞などの消費者予防にも効果的である。
秋刀魚の選び方を覚えて、ぜひ塩焼きで食べていただきたい。
☑ 秋刀魚の口をチェック
秋刀魚は、下アゴが「黄色」のものを選びましょう。鮮度が良い秋刀魚は、下アゴが黄色であり、鮮度が落ちてくると、茶色に変わってくる。
下アゴが黄色の秋刀魚は、水揚げから、およそ3日以内である。
☑ 秋刀魚の目をチェック
これは魚全体に言えることだが、黒目の周りが濁ってなく透明で澄んでいる方が新鮮である。ぜひ、魚を選ぶときは、目を見てもらいたい。
☑ 秋刀魚の太さをチェック
秋刀魚は、大きさが重要です。
特に長さよりも太さが、重要です。太さは成長の証。脂ののったおいしい秋刀魚である可能性が高いです。
☑ 秋刀魚の立ちをチェック
これは触れる場合に限りますが、尻尾を持った時に、まっすぐ立つ秋刀魚がおすすめです。
魚は内臓から痛むが、まっすぐ立つと言う事は、「お腹が硬い」
それは、内臓が痛んでいなく、新鮮であると言う証である。
目立つので、他のお客様に注目される可能性はあるが、ぜひチェックしてみましょう。
下アゴが黄色いサンマ
目が澄んでいるサンマ
身体が大きく太いサンマ
刀のように立つサンマ